大切な人に大切な人が出来たらプレゼントしよう!「サヨナライツカ」

発売されたのは、だいぶ前の事ですが、「サヨナライツカ」を読んでみての感想です。

反論を恐れずに言うならば、浮気者の浮気をしたら本気になってしまった
典型的なダメパターンのようにも見えますが。。

でも本当の愛とは?と考えさせられてしまう素晴らしい作品です。

有名な本ですが、個人的な感想を記事にしました。
ちなみに単行本を読んだ後に映画も見ています。


ゴージャスすぎる沓子

「サヨナライツカ」で多分もっとも重要な登場人物「沓子」

突っ込みどころが大量にあって、えっ?そんな金持ちいる?
ってくらいの超大金持ち。

アジア一のホテルに王妃のように暮らして、「しまむら」でバカ買いする人みたいに
ブランド物を買っていきます。

ちょっと突っ込みたくなるところですね。
辻仁成さんは金持ちに憧れがあるのかな?
なんだかいろんな作品で金持ちが出てくるような気がします。

そんな金持ち沓子は、サヨナライツカの主人公「豊」に猛烈アタックします。

またまた、えっ?そんな人いる??って感じ。
凄まじいお色気アタックです。

ちなみに、本で読むと豊が沓子に対して興味がないところからスタートしますが
映画だと興味有り気な視線をチラチラ。

映像で人間の感情を完璧に表現するのは難しいですが
ちょっと気になってしまったポイントでした。。
(個人的には、沓子に興味ががなかったのに徐々に、、というのが好き。)

物語が進むに連れてなぜ金がめちゃめちゃあるのか?
なぜ豊に近づいてきたのか?という事が判明してきます。

フェロモンが出てしまっている女の人、男性なら誰でも好きですね。


好青年「豊」

サヨナライツカの主人公。

こんなになんでも出来る野郎いるか!と突っ込みを入れたくなります。
こんなにモテモテで仕事も出来て、、男が羨む何もかもを持っています。

でも、沓子が現れてからは、どうすんだこれーという感じが人間らしい。

人生を決めている人がいるのに魅力的な人に出会ってしまった感覚は
それを味わった人にしか分からないものと思います。

辻仁成さんは、そこの部分を良くわかって心理描写をしていますね。


もう一人の主人公「光子」

サヨナライツカの有名な詩は光子さんの書いたものです。

いつも人はサヨナラを用意して生きていかなければならない
孤独は最も裏切る事のない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ

「サヨナライツカ」

永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す

(幻冬舎文庫「サヨナライツカ」 辻仁成)

「サヨナライツカ」を有名にしたのは、この素晴らしい詩のおかげ
と言っても過言ではないですね。

話の中では若干の脇役な感じが強い部分もありますが
実は豊の心のなかには、常に光子がいたのがよくわかります。

でも本当に男性に大切にされるのはこうゆうタイプの女性だったりしますね。


大切な人に大切な人が出来たらプレゼントしよう

サヨナライツカは、「大切な人」というのを考えさせられる話です。

これから結婚しようとしている人にこそ読んで欲しいような
読んで欲しくないような。。

もっと言うと、大切な友達に大切な相手が出来たら
プレゼントしてみたら面白いのかなっと思います。

実際に私も何か機会があればプレゼントしています。

もっとも、すごく考えさせらる話なので、浮気者が読むべきではない
っと思いますが。


まとめ

始めて読み終わった時には、大号泣でした。

なぜ本や映画はこうも感情を揺さぶるのか。
といつも思っています。

サヨナライツカは、これまでに自分の経験した恋愛模様に重ねてみたり
単純に羨んでみたりといった楽しみ方がとても良いですね。

最後にですが、個人的に映画よりも活字がオススメ。

映画の仕上がりもとても良いとおもいますが、
男性の方は「沓子」を想像しながら。
女性の方は「豊」を想像しながら。
楽しんで欲しいなっとそう思います。

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投稿者: maasaataa

どこにでもいる普通のサラリーマンです。関東に住んでいます。 サラリーマンだけどブログ初めてみました。 ひよっこですが、いろんなことを記事にしていきます。

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